トップはじめに隧道調査リンク自己紹介
 
押日の廃道と隧道 - 2008年 8月26日(火)
 

では…
何処に出るのか判ったんで、ワンちゃんに吠えられる前にそのまま来た方向にクルッって回ってさっさと撤収しましょ〜。
あはは…ホントこうやって見ると「民家に入って行き止まりで、その先には畑が在る」だけにしか見えないですね。
ですからここを何回か通ってもこの先に隧道が在るなんて気付かなかったんですね。



教えていただかないとその畑の隅にピンクに着色した感じに道があるなんて判んないですよね〜。
《もうご想像済だと思いますが…マウスカーソルを重ねるかクリックでピンクが無い画像が出ます。》


その畑の先は…
ねっ、こうやってぬかってさ〜
(オマケにまた画像がブレてさ〜)



そんな時、やぶ蚊に刺されながら…
思いついたのがこれ。
坑口付近からのライトアップ!
なんだか綺麗でしょ。



やっぱりこっちから入っても中央がちょっと低く狭くなっているんですよね。
自動車で隧道に進入する時、中央が低い狭いってのはかなり怖いんですけど…。閊えるからNE。
あっ!!…そうだ延長を測るのを忘れていましたが、延長は目視で30m位でした。


だから、やっぱりこうやって…ガリ!?…ガリリッ!!??ってやっちゃうんですよね。
たぶん…傷がこれ以上先に進んでいないから、きっと動かなくなっちゃって後退したんでしょうね。


あっ!
折角だから抜けちゃう前に…
その中央部に巾の目安になる棒を置いて振り返って撮ってみました。
因みにその棒(元はホウキの柄)の長さはほぼ90cmです。
あれ?5cmはどうした??←また折れた。


続いて高さです。
洞床に5cm位刺してあるので、ちょっと短くなっていますが…ねぇ〜、低いでしょ。
たぶんこれだと、畑のお父さんのサンバーは無傷では通れないんじゃないでしょうか。
だからこの隧道の通行量がほとんど無いんでしょうね。バイクでも入り口付近を見ちゃうと他を回りたくなちゃうでしょうし。
まぁ…この隧道のお客さんは、私を含めて好きな人が来る位でしょうか…



両方の掘割付近のモジャモジャを草刈り機でちょっとバサッてやって、泥濘をちょっと何とかするだけで徒歩やバイク(軽トラックもたぶん平気)が十分通れる様になるなぁ…



と考えながら坑口を出ると…
あら…?
なんと草刈してあるではないですか!!


掘割から出て振り返って見ると…
ほら〜ね。こちらをクリックすると行く時の画像が出ますので比較して下さいね。
行く時に隧道の中であれこれ撮影していると、後ろの方から「草刈り機のエンジン音」が響いていました。
私が隧道に入って行ってその後ろで、あの畑のお父さんが畑仕事に行く前に刈って下さったんですよ!
私からも、ありがとうございます。



うんでもって、行く時にお預けだったあの●も忘れずに見てみましょう。



ありゃ??
右に曲がっているのかぁ…と思ったんですが、ただの凹みでした。



じゃあ…左は?
と見ると、下に小さな水の溜まった穴が…
ちょっと入れそうにないのでこの●はもうおしまいにします。



その●凹みの前からスタート地点(ゴルフ場の方向)を見ると、道と並行に平らな地面が広がっています。やはり何かの址なんでしょうか??



雨が降っちゃたら帰っちゃうかなぁ…畑のお父さん。ちょっと位の雨なら仕事しちゃうでしょうけど…
とか思ったんですが降りそうで降らないのでまだ畑のお父さんのサンバーが居ます。
因みにこんなに綺麗にしている所に残念ながらゴミを捨てられて畑のお父さんは困っている様子でした。



そのサンバーのちょっと手前左の土手にまた気になるものを見つけてしまいました。



一瞬、埋もれた坑口!?
かと思ったんですが、やはりただの凹みなんでしょうか?クモの巣で塞がれた奥は直ぐに行き止まりの様子でした。



どうも、お仕事の最中にお邪魔しました。
畑のお父さんと一緒に写れば良かったんだけど。(今考えれば残念だったなぁ…)


押日地区に在りながら、何となくその存在を忘れられていて可哀想だけど…
一箇所ちょこっと疲れてプチ崩落しているけど滑らかな掘割と、小さいけど真っ直ぐな素掘隧道を見る事ができて、また温かい人々に偶然会えてとても満足な探索でした。
それと…教えて下さいましたヤマダ様、ありがとうございます。
これにて、「私の夏休みの自由研究」というのか…レポート終了で〜す。

毎度ご覧いただきありがとうございます。【このレポート作成完了日:2008.-8.30】

【訂正とお詫び】(2008年9月18日)
この「押日の廃道と隧道」の1〜3ページ全てのファイル名が「obroad-zuidou-odhibi_*.html」となっておりますが、「obroad-zuidou-oshibi_*.html」の誤りです。ここに訂正してお詫び致します。
保存されてしまった方もいらっしゃるかも知れませんので、リンクエラーにならない為にそのままでサーバーに上げたままにいたしますが「ローマ字の書けないんだぁ〜」とは馬鹿にしないで下さいね。
 
押日の廃道と隧道 1 2 3
 
トップはじめに隧道調査リンク自己紹介