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押日の廃道と隧道 - 2008年 8月26日(火)
 

坑口の前に立つと向こうが見えました。ふぅ〜良かった。坑口の前に積もった土砂や葉っぱは坑口が崩れた訳ではなく、この上の山から徐々に落ちてきて堆積したものと思われます。


先ほどから右の壁が崩れたのが見えてましたが、ここまででこれ以外に崩れた所はありませんでした。因みに本当にこの壁はコンクリートではありません、岩ですよ!!



掘割は見事に緩やかにカーブしているけど、隧道は見事に真っ直ぐですね。
穴の大きさが判る様な比較できる物と一緒に撮るの忘れたけど、坑口の最大高さは2.5m位で巾は2.2m位でしょうか。
結構小さいっこなんですよ。



坑口の前で上の画像を撮影中に視界の右に何やら動くものが…!?
おぉ〜!!ヘビさんじゃないですか!!
あ〜ビックリしたよ、心臓が動きそうになっちゃうじゃないですか…
SOREWO IUNARA TOMARISOU DESHO !!



では、いざ潜入〜
思ったより隧道内は状態がイイ感じです。
洞床も乾いているし崩落も無さそうですし。



坑口から入って直ぐに来た方向を振り返るとこんな感じです。



入洞して3m位進むと内部は手を伸ばせば余裕で天井に手のひらが着きますよ!!
うぉ、あれ何だ?天井に何か居ます!?



一瞬、ゲジさんかなぁ…
と思ったんですが、何だか得たいの知れないのが二匹天井にくっ付いています!?
ピンク内はその一つを拡大したものです。
あまりジックリ見ると…実は気持ち悪い虫だったりしたら「もうこれ以上進むの嫌になっちゃう」恐れがあるのであまり見ないし近寄らないで先に進む事にしました。



そんな虫を無視して隧道内部の様子です。先ほどのツルツルの掘割とは違いゴツゴツですね。
天井が低いのでもし虫なんかが天井に居たらウッカリ頭で触っちゃって襟から入っちゃたり…


そうやってビクビク?しながら隧道の中央部まで来たら、左の壁に…!?
ははは…やっぱり居ましたよ!ゲジさん。
体長が5cm位で小柄だったけどオオゲジさんですね。この画像はピンボケだったのでもう一度撮るともう居なかった…足が速っ



そんなゲジさんが居た中央部にライトを置いて坑口付近に逃げて来ました…LIGHT GA KAWAISO-!
こうすると隧道内中央部の形状が判ると思います。←どっかで聞いたような…【そうだ思い出した】
画像の立体感によって中央部が狭く見えるのではなく、実際に中央部は坑口よりも狭くなってます。
天井や壁がボコボコなので正確ではないかも知れませんですが、中央部の高さと巾は2m位です。
毎度お馴染みの《画像にマウスカーソルを重ねるかクリックすると寸法表示の無い画像が出ます。》


中央部の天井は低いだけじゃなくて、やや右下がり(反対方向から来れば左下がり)に更に低くなっているのも凄いですね



だからこんな風に車の屋根なんかが擦っちゃっているんでしょうね。
因みに余談ですが…旭隧道戸谷隧道でもこんな風に擦っちゃた痕がありましたよね。
あの様な長く狭く真っ暗な隧道の真ん中で車の屋根が閊えたら今更後退は大変なので、屋根が隧道に擦っちゃて凹んじゃっても泣く泣く前進しちゃたんでしょうね。



反対側の坑口に近づくに連れて同じ様に穴が高く広くなってます。
こちらの坑口の先の掘割は直線ですね。そしてまた同じ様にぬかっています。


坑口から出て反対側と同じ様に(坑口)のもっと手前から隧道の上の山も一緒に撮りたいと思ったんですが、あまり下がると木や草が邪魔でなのでカメラを縦にしてみました。
何だか文章まで反対側と同じ様な…
ちかもブレているし…
MAJIMENE YARE YO-!!
スミマセン…ヘタクソカメラマンで。
当日の天気は午前中に雨が降っていたんですが、この探索を始めた13時頃はちょっと晴れ間があるけど雲っていて、隧道を抜けた頃にはまた空には黒い雲が…で暗くなってきて今にも降り出しそうな状態なんです。
ですから光量不足でブレてしまいました。
(ただの言い訳ですが…)



はい…では気を取り直して、もう一度坑口前を今度はデカイのでどうぞ!!


さて…
この掘割の先はど〜なってるんでしょうか。



イテッ!イティ!ベチャッ!←クモの巣
何でこんなに生茂ってんだYO !!
モジャモジャの先は明るそうですよ。



ハイ、そんなモジャモジャを突破して振り返ると、もう坑口が隠れちゃいます!!


あらあら…
出て直ぐ先はちゃんと手入れがされているではありませんか!!



少し先に進んで今出て来た方向を振り返って見ると…あらあら、お馴染みのピンクの点線が無いと判り難いですね。《画像にマウスカーソルを載せるかクリックで点線の無い画像が出ます。》


上の画像の現在地は地図の[+]の辺りです。もっと地図をいじってみたい方はこちらをどうぞ


あ〜本当だぁ〜
先ほどの畑のお父さんの言う通りに直ぐに民家の近くに出ました。



その先は丁字路になっています。
そこを左に曲がって行くと例の神社の下の隧道が在るんですね。



続く
 
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