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旧白鳥隧道(仮称) - 2008年 2月 23日(日)
 
梯子に登りその鉄製の扉を開けてみると…。ギ…ギギ…ギギギィ〜ギギ・ギッギギ…


扉の中は冷凍庫の様にヒンヤリ…
霧が発生していました。
風の流れは感じられないです。
先が見えないし…塞がっているのか!?

鉄の足場みたいな橋が奥まで続いている…



と、下を見ると…
水没 している!!というか溜めてある
手前には今登っているのと同型の梯子が水中に続いています。
(坑口を塞ぐ壁の内側にも梯子があります。)
水面から洞床までは少なく見積もっても2.5m位ありそうです。


何故か入り口付近は鉄板というか足場が抜けています…中の梯子に行く為でしょう。
落ちたらちょっと大変な事になりそう…!?
2月の水温。ちかも暗い隧道の中の水…ブラックバスとかなんかが生息していても見えない…冬眠しているかな…でも入水は恐ろし!!
左の画像では、水面にライトの光に照らされて底が見えている様にも見えますが、この先の足場が水面に反射しているものです。
ライトで照らしても底が見えない…!?



入り口の梯子に乗ったまま扉を開けてしばらく内部を観察していたら、霧が段々薄くなって綺麗に見渡せてきました。しかし、風が流れている様子はない…です。
内部はモルタルを吹き付けてあるみたい。



水槽は仕切ってあって二層のダムになっている様に見えます。
あれ??手前の仕切りで橋は終わっている!?



では、奥に進んでみましょう…
……… ぁあぁぁぁ…
なんかあちこち黒い点が動いている…
ただのシミとかじゃない 気がする…
目が慣れてきたら…ホラ〜!?
やっぱり動いている様に見える…
………ゲジ…ゲジ…またオオゲジがモジョモジョ密集して動いていたり…
人間を噛んだりはしないらしいが…



ライトの光を当てると、ゲジさん達は光が不快なのか光から逃げて行くではないか!!
前はあまり意識したこと無かったけど、私の兄(ひろキティ)と大房岬の弁財天洞窟で目の当たりにしてから狭い穴に入るのが怖くなってきました!!どうもこればっかりは大苦手!!


30分位梯子に登ったまま撮影…そろそろ入…入…入る…入れませんでした(T_T)あ〜情けない!!
その代わり…と言っては申し訳ないですが、10倍ズームで撮影した奥の様子の画像でご勘弁を。



狭い・暗い・行き止り隧道に水没と虫の恐怖…奥にはゲジが天井も壁もいっぱい…仕切りの影にきっと山になって動いて…水中には何が居るのか…!?奥で撮影中に入り口の扉が風で勝手に閉まり何か引っかかてなかなか開かなくなり、中に居た私はパニックになりライトを水中に落として真っ暗!!そんな中、ポケットに入れてあるLEDライトを取り出そうとしたら何か足の多い虫みたいな感覚…!?
…と、想像しただけでこの梯子から落ちそうになっちゃた!!

甘いぞこんなんじゃ!!本物のオブローダーにはなれないぞ!!と言われちゃいそうですが…
いや〜オーバーに考えなくても私はこの隧道には入れないですよ。(物理的には可能ですけど…)

さて、そろそろ諦めて帰るので扉を閉めようかなぁ…と両手が扉やカメラ・ライトに占領された瞬間に、突然ギ…ギャーと音がして驚いて梯子から落ちそうになってしまいました。
先ほど2ページ目で紹介したポンプが動き出したのである。水位が減ったら動く間欠運転なのか!?

続く
お読みくださいましてありがとうございます。(ここまでレポート作成完了日時:2008年4月25日22:59)
 
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